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バスカビル家の犬 BBCのシャーロックホームズシリーズ [小説 (novel)]

これまで短編を中心に、BBCドラマ版(Dramatized)のシャーロックホームズシリーズを紹介してきましたが、長編のドラマ版ももちろんあり、楽しく聞きがいたっぷりです。

今回は、長編の中でも魔犬の推理小説の代表格ともいえる、かの有名な "バスカビル家の犬(The Hound of the Baskervilles)" を聞いてみましょう!

BBCドラマ版のシャーロックホームズシリーズは、単にオリジナルのテキストを読み上げているのではなく、秀逸な背景音・効果音や登場人物ごとに(本当に適切な)割り当てられたキャストなど、英語オーディオブックの中でも群を抜いてクオリティの高いオーディオブックです。
ホームズ役の Clive Merrison は、これぞホームズ! というホームズっぷりを発揮しています。
英語はBritish Englishなので、好きな人にはたまらないはずです。


あらすじ
ストーリーは、古くから魔犬の伝えのあるバスカビル家の当主、チャールズが亡くなっているところから始まります。
死因は心臓発作と発表されたのですが、遺体の周囲に巨大な犬のものと思われる足跡が見つかっていました。
しかし舞台となるダートムアは近隣の人々も少なく、犬が存在するのかどうかもわからない。。

そこへヘンリー卿がバスカビル家の跡継ぎとして戻っくるのですが、そのヘンリーにも魔犬をほのめかす脅迫状が届きます。
そこでホームズ、ワトソンの出番となります。

何か事情ありげな執事のバリモア、昆虫学者のステープルトンとその妹(実は妹ではないことが後でわかります)、脱獄囚など、怪しげな関係の中で進む捜査。
本当に魔犬はいるのか、調査を経てホームズはその存在を確信します。
そしてある日、ホームズはヘンリーをあえて夜道を一人で歩かせ、ついにヘンリーに襲い掛かる、闇夜に不気味に光る犬をとらえます。

これは本当に犬なのか、なぜ光を放つのか、ヘンリーは助かるのか!?
息をつかせぬラストが待っています。


≫まだまだあります!シャーロックホームズ シリーズ≪
他にもBBCのドラマ版 英語オーディオブックは多数リリースされています。
短編も長編も負けず劣らず楽しく聞けますので、チャレンジしてみてください!

シャーロックホームズ 最後の事件(The Final Problem) 英語オーディオブック
シャーロックホームズ 赤毛連盟 英語オーディオブック
シャーロックホームズ ライオンのたてがみ(Lion's Mane) 英語オーディオブック


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チャールズ・ディケンズ "クリスマス・キャロル(A Christmas Carol)" [小説 (novel)]

今回は、いつも通りaudible.comから、古典の中でも名作中の名作をお送りします。

クリスマス・キャロルこれから夏で時期は真っ逆さまですが、いつ聞いても、やはり名作です。
今回ご紹介する1本(クリスマスキャロルの "Blackstone Version" )は、始まりの音楽が"we wish you a merry christmas" で、いきなりディズニーの世界に入ったような気分を味わえます


ちなみに、audible.comにはクリスマスキャロル(A Christmas Carol) で検索するだけで40本くらいヒットします(どれだけ名作か、というのがよくわかりますね)。
中でも私のおすすめは "Blackstone Version" です。

<オーディオブックタイトル>
A Christmas Carol [Blackstone Version]
クリスマス・キャロル


<難易度>
初級 - 中級  (初級 、中級、 上級でランク付け)
カテゴリー 古典小説
オーディオブック再生時間 3時間 9分

<おすすめ度>
☆☆☆☆☆   (☆1つから5つでランク付け)
 
<オーディオブック入手先>
audible.com


<評価とあらすじ>
内容は言わずもがな、老スクルージの物語

クリスマスイブの夜、事務所を閉めたあと自宅に戻ったスクルージは、以前の会社の共同経営者で、すでに亡くなったマーレイ老人の亡霊の訪問を受けます。
その亡霊は、金銭欲や物欲に取り付かれた人間がいかに悲惨な運命となるか、自分自身を例としてスクルージにさとし、スクルージが悲惨な結末を回避し、新しい人生へと生き方を変えるため、三人の精霊がこれから彼の前に出現すると伝えます。


そしてスクルージは、「過去のクリスマスの霊」、「現在のクリスマスの霊」、「未来のクリスマスの霊」と世界を旅し、最後には自分の未来を大きく変える、というお話です。



本自体が超有名だけあって、ナレーションもただものではありません。
速すぎず遅すぎず、物語を味わうのにちょうどよいスピード、声で語りかけてくれます

オーディオブックも飽きの来ない長さで、むしろ「もう終わっちゃったの?」と思うはずです。


物語としてもそうですが、いつ聞いても飽きないものは、自分自身と重ね合わせる点があるからではないかと思います
今は超資本主義社会で、ネットで情報もお金も一瞬にして動き、どうしても突っ走らずを得ない。。
私自身がそうです。


でもそういう時にこそ、このオーディオブックはぴったりきます。
単に癒されるというだけではなく、自分自身を振り返るきっかけにもなる1本です。



英語学習としても、古典の中でも名作として、クリスマス・キャロルを、ぜひおさえておさえておいてくださいね。
 
 

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シャーロック・ホームズ 英語オーディオブック "ライオンのたてがみ(Lion's Mane)" [小説 (novel)]

今回は久しぶりにaudible.comのBBCドラマ版、このシリーズから。

シャーロック・ホームズシリーズ、"ライオンのたてがみ(Lion's Mane)" のレビューです。

The casebook of sherlock holmes.jpgこの1本はドラマ版の良さがいかんなく発揮されていて、次々展開するホームズの推理とドラマ版ならではの迫力満点な背景音で、テレビドラマを見ているかのように楽しめます。
"The casebook of Sherlock Holmes Volume Three" の4本の短編のうちの最初の1本です。

*ちなみにドイツ語に興味のある方は、audible.deにも、ドイツ語版ホームズがあります。


ではさっそく、"ライオンのたてがみ" のレビューです!



ライオンのたてがみ

この短編は、ホームズが現役を引退して引っ込んだ先の田舎での事件です。
そのため原作ではホームズと事件関係者だけが登場するのですが、このドラマ版は面白い工夫がされていて、ホームズとワトスンの2人だけでストーリーが展開します
2人だけでどうやって展開していくのかというと・・・


場面は原作通り、ホームズが引っ込んだ先の田舎。
そこへワトスンが訪ねてきます。


田舎のすがすがしい空気の中、庭でお茶をする二人(背景音が本当にイギリスの田舎ということを実感させてくれます)。
久しぶりの再会で、近況を語り合ったりして一服です。
そこへ、事件の調査をしないかとホームズがもちかけます。


被害者はマクファーソンという名の青年。
人気のない海岸で、瀕死の状態でホームズに倒れかかり、すぐに亡くなってしまいます。
そして彼が死ぬ前に言った一言が、「ライオンのたてがみ」 です。


もともと人も少ない田舎で、一体誰が彼を殺したのか、動機は何なのか。
ホームズがヒントをちょこちょこと出しながら、二人は近所の家(といっても半マイル先)を訪ねたり、事件のあった海岸に向かいます。


しかし途中、なにかおかしいなと気付いたワトスンが尋ねると、実はもう事件は解決していて、ホームズはワトスンが"楽しんでくれる(for fun)"と思って、その調査をもう一度なぞっているということが判明。
死者が出ている調査を楽しみになると思ってさせていることに一瞬ワトスンは絶句しますが、気を取り直して調査続行。

被害者のマクファーソン青年が死の間際に残した「ライオンのたてがみ(Lion's Mane)」が一体何者なのか、ホームズの使う推理法を使って、迫っていきます。

最後には謎解きまですることができ、ワトスンも大満足という展開です。

この「ライオンのたてがみ」 audibleの英語オーディオブック版は事件の筋そのものは同じですが、本来登場しないはずのワトスンが登場するばかりか、ワトスンが私たちと同じ"一般人" の立場で推理をしていくというのは、とても新鮮です

ホームズは常に超人ですが、私たちに近い存在のワトスンが活躍することになるこの1本は、ストーリーとしてもとても親近感のわく楽しいものです。
背景音(ホームズ家の庭でのお茶の風景、さざなみの中での海岸の調査の風景・・・)も秀逸ですので、純粋にイギリスの田舎の雰囲気を味わいたいというだけでも楽しめますよ!





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